「最近、お客様の年齢が上がってきた」

「最近、お客様の年齢が上がってきた」と感じることはありませんか?
日本はどんどん高齢化社会が進んでいますから、高齢のお客様が増えるのは仕方ありません。
でも、お客様の年齢が上がってきた最大の理由は「高齢化社会」だけではありません。
あなた自身が歳をとっているからです。

改めて、あなたのお店のお客様の顔を思い返してみてください。
あなたと同年代のお客様が多いのではないですか?
そして、あなたもお客様も毎年1歳ずつ歳をとっていきます。
特に、あなたのお店に長年通い続けているお客様は、あなたと同じように毎年1歳ずつ歳をとっていくわけですから、「最近、お客様の年齢が上がってきた」と感じるのは当然なのです。

ちなみに、若い女性が美容室に行く場合、若い美容師がいるお店を探すはずです。
逆に、高齢の方は若い美容師のお店には行きません。
行きづらいと感じますからね。
つまり、経営者とお客様は常に同世代が多くなるということです。
「お客様の年齢が上がってきた」ということは、あなたの年齢が上がったということなのです。

だから、常にお店を変化させなければいけません。
50歳になっても、若い頃の意識のままお店を経営しても、若い人には響きませんから、今後は50歳代の人に支持されるお店をつくるべきなのです。
そうすれば、お客様はずっとあなたのお店に通い続けてくれるようになります。

ビジネス=人生 なんですね~。