「儲かる」の正体

商品を売る方法はたくさんありますよね。
営業活動をして商品を売る
お店で商品を売る
セミナーで商品を売る
などなど。

例えば、営業活動をして商品を売る場合、とにかく訪問件数を増やして売上げを上げようとする人が多いですね。
これ、はっきりいって間違いです。

例えば、10社訪問して1社しか成約できない人と、5社訪問して2社成約できる人では、どちらのほうがラクに売上げを上げることができますか?
もちろん、5社訪問して2社成約できる人ですよね。
この人が10社訪問すると4社成約できるので、その差は4倍ということになります。

お店でも同様ですね。
とにかく来店客数を増やして売上げを上げようとする人が多いですが、10人来店して1人しか購入しないお店よりも、5人来店して2人購入するお店のほうが4倍儲かります。

もうおわかりだと思いますが、商品を売る上で一番重要なのは成約率です。
「訪問数」や「来店客数」などの「見込み客集め」も大切な指標ではありますが、それ以上に大切なのが「成約率」なのです。

美容室や飲食店など「来店=売上げ確定」する業種でも同様です。
「1回目の来店」ではほとんど利益が得られないので、いかに「定期来店するお客様」を増やすかが重要なポイントとなります。
つまり、初来店客を定期来店させる「成約率」が最も重要ということです。

…ところで、あなたは「成約率」を高める努力をしていますか?
「見込み客集め」だけに集中していませんか?
いくら「見込み客」が増えても「成約率」が低いと儲かりませんよ。

これが「儲かる」の正体です。