「幸せ」という言葉

あなたは今「幸せ」ですか?
「もっと売上げが上がれば幸せ」
「もっと旅行に行ければ幸せ」
「もっと○○○があれば幸せ」
そんな声が聞こえてきそうです。
まあ、ないものねだりってやつですね。
足りない何かがあるから、今の自分は100%幸せとは感じられない、といったところでしょうか?

もちろん、私も常に「足りない何か」を追い求めています。
50年生きていますが、全て100%満たされたことは一度もありません。
でも、私は今とっても幸せです。
心の底から堂々と「100%幸せだ~~~!」と叫ぶ自信があります。
主な幸せの要因は2つです。
「家族」と「楽しい仕事仲間やクライアント」の存在です。
本当に素敵な人たちに囲まれていることを実感します。

ところで、東南アジアのある国には「幸せ」という言葉がないそうです。
彼らはやや原始的な生活をしていますが、「幸せ」という言葉がなくても十分幸せなのかもしれません。
よく考えてみると、「幸せ」という言葉は「幸せではない状況」から生まれたような気がします。
今、幸せではないと感じているから、理想の状態を表現するために「幸せ」という言葉が誕生したような気がします。

本当に幸せな人は、「幸せ」について考えることさえしないのかもしれませんね。