倒産する本屋さんと大繁盛本屋さん
アマゾンの出現により、全国の町の本屋さんがつぶれています。
しかも、ものすごい勢いで。
私はこれまで6冊のビジネス書籍を執筆してきましたから、本屋さんとは無関係ではありません。
だから、今のこの状況をかなり深刻に受け止めています。
「かなり、やばいな…」と。
全国の本屋さんが倒産するだろうという予測は、実は10年以上前から語られていました。
もちろん、その要因はアマゾンの出現です。
しかし、ほんの4~5年前までは楽観視されていました。
ある程度の本屋さんは倒産するかもしれないけれど、ある程度の本屋さんは残るだろう。
そのように分析する専門家が多かったですね。
なぜだと思いますか?
その答えは… 町の本屋さんには超強力な武器があったからです。
その超強力な武器とは… 【本をすぐ買える】です。
「今日本を読みたい」という場合は、本屋さんに行くしかありませんでした。
アマゾンは、最短でも翌日にしか届かないので。
この武器があるからある程度の本屋さんは残ろだろう、と言われていました。
しかし、今4~5年前までの予測を大きく上回るスピードで町の本屋さんがつぶれているそうです。
なぜだと思いますか?
それは、アマゾンで本を注文すると1~2時間後に届くようになったから。
まだ地方のほうでは翌日以降に届くかもしれませんが、東京23区では注文後数時間以内に手元に届きます。
私が住んでいる福岡でも半日くらいで届くことがあります。
(最初の頃は驚きました!)
アマゾンの技術革新は恐るべきものです。
その結果、「本をすぐ買える」という唯一の武器を失った全国の本屋さんが猛烈なスピードで倒産しているのです。
しかし一方で、売れて売れて仕方がない本屋さんもあります。
しかも、この本屋さんは地方の本屋さんです。
…この差は一体何なのでしょうか?
実は、その答えも明確になっています。
「本」を売っていた本屋さんは次々に倒産していますが、売れて売れて仕方ない本屋さんが売っているものは「本」ではありません。
もちろん、本を売っているのですが、本とは別の価値を提供して大人気なのです。
ここに大きなヒントがあります。
私たち中小企業が力強く生き残っていく大きなヒントが…。
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■第1回 1,000年に一度の変革期