あるホームセンターの話です。
1人の女性客が、ある掃除機を気に入り在庫を調べてもらったところ、残念ながら在庫切れだとわかりました。
そこで、彼女は他県の同店舗に在庫がないかを確認してほしいと頼みました。
販売員が調べたところ、他店の在庫があることを確認できたので、「商品が届いたらお送りします」と笑顔で答えました。

しかし、その後システムの不具合により、他店にも在庫がないことが判明。
メーカーも生産停止していることがわかりました。
販売員はそのことを女性客に電話で伝えると、彼女は残念そうに了承してくれました。

しかし、販売員はその後もこの出来事が気になり、彼女にお詫びのハガキを送りました。
よほど気に入った商品だったのに、お役に立てずに申し訳ありません。
そのようなメッセージを送ったそうです。
すると、さらに数週間後、再び女性客が現れて、今度は炊飯器を購入してくれました。
「あなたの誠意に感動しました」
彼女は笑顔でそう言ったそうです。