良い商品であるかどうか

昨日は、お客様が商品・サービスを購入する2つの判断軸の中の「販売している人(会社)が信頼できるどうか」についてお話ししました。

そこで本日は、もう1つの判断軸である「良い商品であるかどうか」についてお話しします。

はっきりいって、今の日本の商品・サービスのほとんどは良い商品です。
きっと、あなたの商品・サービスもとても魅力的だと思います。
しかし、売れない…。
なぜだと思いますか?
その最大の理由が↓こちらです。

商品・サービスの魅力がしっかりと伝わっていないから。

繰り返しますが、あなたが販売している商品・サービスはとても魅力的です。
しかし、その魅力が伝わっていないから売れていない場合がほとんどなのです。

それでは、なぜ商品・サービスの魅力が伝わらないのでしょうか?
代表的な要因は、広告の表現方法にあります。
ここで、あるクリーニングA店でとても興味深い事例がありましたので、紹介します。

クリーニング業界は価格競争が激しい業界です。
「ワイシャツクリーニング100円」といった低価格でライバル店と価格競争をしています。
ところで、クリーニング店では衣類をお湯で洗うことをご存知ですか?
(全ての衣類をお湯で洗うわけではありませんが)
「水」よりも「お湯」で洗うほうが汚れが落ちそうな印象がありますよね。
そこで、クリーニングA店はチラシに↓このように書きました。
「当店は衣類をお湯で洗っています」
すると、A店にお客様が殺到したのです!
しかも、価格は同業他店よりもやや高額であるにも関わらず。
もちろん、他店も衣類をお湯で洗っているのですが、そのこと(情報)を伝えていないので、消費者は↓このように感じます。
「A店はお湯で洗うと言っているので間違いないけれど、他のお店は水で洗っているかもしれない…」
だから、消費者はA店に殺到したのです。

…これが「情報の力」です。
商品・サービスの魅力をしっかり伝えることができれば、お客様は必ず来店(購入)してくれるのです。
しかも、価格は同業他店よりもやや高額であるにも関わらず。

ここまでの話をまとめます。
売上げを上げるための2つの判断軸

1 良い商品であるかどうか
2 販売している人(会社)が信頼できるどうか

を満たすためには

1 商品・サービスの魅力をしっかり伝える
2 あなたが「信頼できる人」になる

という2つの努力をすればいいことになります。
この2つが満たされれば、あなたの商品・サービスは必ず売れるようになりますから、確実に売上げアップが実現することになるのです。

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